サイト内の回遊率を解析する僕ら

別ページにて、入口ページとなりうるページを洗い出し、そのページをランディングページとして最適化することで、直帰率を下げ、デリヘルの予約可能性のあるユーザーを逃さないようにする必要があると述べた。
だが、そのページ、例えば女の子の出勤表ページだけがランディングページとしてちゃんと機能するようになっただけでは、そのユーザーはそのサイトに対してなんら満足感は抱かないだろう。ユーザーに満足感を与えるサイトづくりこそ、最終的にそのサイト、ひいてはデリヘルのファンとなってくれるユーザーを増やす、言わばブランディングにつながるのだ。
そのためには、入口ページとなりうるページをランディングページに最適化するだけでなく、そのあとのユーザーの回遊を促すサイト設計も必要となってくるのである。

さて、回遊率とはすなわち一人当たりのPV数のことを指す。
例えば、ユニークユーザー数が50で、総PV数が150の時、一人当たりのPV数は3PVということになる。
つまり、一人あたりどこかのページを三回は見てもらえているということになるが、ウェブビーコン型やパケットキャプチャ型のアクセス解析ツールの場合、戻るボタンでリクエストされたページもPVとしてカウントされてしまうことに気を付けておきたい。そのため、ページごとのPV数もドリルダウンしてみて、総PV数と比較してちゃんとそのページに辿り着いているかを確認する。すべてのページが均等に見られているなんてことはまずない。

さらに、そのページがどれくらい見られているかを、平均ページ滞在時間から推測する。つまり、サイト全体の滞在時間が2分で料金表のページの平均滞在時間が1分の場合、サイト内全体にくらべて料金表ページはあまりじっくり見られていないということになり、改善が必要ではないかという仮説が立てられる。

もちろんページによっては、あまり滞在時間が長いと困るようなページがある。
例えば、女の子の個別のページはじっくり見てほしいだろうが、トップページから在籍表や出勤表へ移れるグローバルナビゲーションが用意されているようなメインのページへ移る時には、早くENTERボタンを押してほしいだろう。
そのページを制作した目的を考えて、コンテンツやナビゲーションの修整を行うべきである。

ユーザーがこちらの意図したとおりのページ遷移を辿っているかどうかということも重要である。
せっかく見てほしいページを作ったのにほとんど見られていなかったら、そのコンテンツを制作した費用や労働力は無駄になるのである。
もし回遊率はそれなりに稼いでいるのに、見てほしいページを見てもらえていなかった場合、サイトのナビゲーションやリンクの位置、リンクのデザインや文言を変える必要があるだろう。
リンクのデザインや文言、位置については、A/Bテストを実施することをオススメする。同じ条件下で候補となるリンクの位置、デザイン、文言を設置し、どちらが多くクリックされるかということを検証するのである。

グローバルナビゲーションを設置しているデリヘルサイトなら、リンクの位置によってページのリクエストされる回数が変わってくるだろう。安さを売りにしているなら、料金表ページが比較的ナビゲーションの上、または左側にあった方がいいだろうし、在籍数を売りにするなら在籍表ページを、コスプレが売りなら・・・というようにそのデリヘルのコンセプトに合わせるのが正解だろう。
ただ、デリヘルのサイトを見に来るユーザーの中には、好みの女の子がいたとしても全然出勤していなかったら意味がないわけで、自分がそのデリヘルを予約しようとしている日にどんな女の子がいるかを確認したいというユーザーもいる。そのため、出勤表ページへのリンクを目立つ場所に設置してあげるのが、コンバージョンにつながりやすいと考えられる。出勤表ページを見るユーザーというのは、デリヘルの予約を意識しているユーザーが多いのだから。

このように、サイト内の回遊率というものは、ユーザーがそのデリヘルサイトに対してどれくらい興味を持ってくれているか、また進むべきページでスムーズに遷移してくれているかを知るためのものである。
そしてもしこちらの意図と反してユーザーがコンテンツを見てくれていなかったり、回遊率が悪く思うようなページ遷移をしてくれていなかった時にはその原因が何なのかという仮説を立て、さらにそれを検証するためにA/Bテストなどを実施するようにしてほしい。
アクセス解析は問題が何なのかを突き止めるまでであって、そこから何をするかという仮説立てや検証方法はサイト運営者に委ねられるのだ。

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